桑の日宣言

 小山市では古くから養蚕業が盛んで、全国有数の産地として県内でも第1位の生産量を誇っておりました。かつては「桑村」「絹村」と呼ばれ、今でも、「桑地区」「絹地区」という地名が残っています。

現在でも7戸の養蚕農家が、約8haの桑畑で、県内第1位の県産繭の4割を占める年間6tの繭を生産しています。


 2010年世界のユネスコ無形文化遺産に登録された小山市の誇る「本場結城紬」は、この伝統ある桑・蚕・繭づくりの養蚕業の中で生産されてきました。
 一方、小山市は本場結城紬が世界のユネスコ無形文化遺産に登録されたのを契機に、2014年に「桑の葉・桑の実」を活用した官民協働によって新たな桑ブランドを開発すべく「桑の実プロジェクト」を立ち上げました。


 桑の葉には、鉄やカルシウムなどのミネラル成分が多く、ビタミンB1、カロチン、フラボノイドなど様々な成分が豊富に含まれ、桑の実には、抗酸化作用のあるアントシアニンなどの、ポリフェノール、鉄やマグネシウムなどのミネラル成分を多く含んでいることが報告されております。

 これまで、桑の葉を活用した「桑茶」「桑うどん」「桑まんじゅう」「パウンドケーキ」「シフォンケーキ」、桑の実を活用した「ジャム」「クッキー」「ジェラート」「リキュール」などを商品化し、好評を得ています。
 このような実績と、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、小山市の「桑」を全国・世界に発信すべく、9月8日を「くわの日」と定めることとなりました。


 そして、これを契機に【『桑・蚕・繭・紬・和装・和食』地域資源で紡ぐ日本の伝統を生かした総活躍のまちづくり推進協議会】における高付加価値の「ワイン」などの新商品の開発の取り組みをさらに強化するとともに、衰退の危機にある本場結城紬の生産振興にもつなげていくこととし、これらの取り組みを農福連携の取り組みとし、伝統産業の新たな担い手として障がい者に就労の場を提供すべく、障がい者施設などと連携したプロジェクトとして推進し、障がい者など誰もが働いて暮らせる「日本の伝統を生かした総活躍のまち・おやま」の実現を目指して行くことで「本場結城紬の発祥の地」の一つとして本市を全国、世界に発信しイメージアップを図り、地域創生に繋げてまいります。


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